2020年度IT導入補助金

【2020年度IT導入補助金】C類型について

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2020年度のIT導入補助金の2次公募の申請が開始されました!

1次公募は3月にコロナウイルス感染症対策の臨時公募として突発的に公募が受付されましたが、2次公募より、2020年度の正式なIT導入補助金申請となります。

さて、2020度のIT導入補助金は、前年度から大きく変わった点があります。
C類型」の登場です。

新たに加わったC類型について、まとめてみました。
ぜひ申請の際にご参考ください。

C類型とは

コロナ感染症が事業環境に与えた影響への対策及び同感染症の拡大防止にむけ、
具体的な大差うに取り組む事業社へのITの導入を優先的に支援するために、新たに策定された種類です。

つまり、コロナウイルス感染症の影響で「テレワーク」や「遠隔での業務」を可能とする際に必要な経費を補助するために、今年度特別に用意されました。

C類型の中でも、「C類型-1」「C類型-2」の2つに分かれています。

申請対象となるもの

A,B類型と同様に、システム化が不十分な業務分野に導入されるソフトウェアや関連する付帯サービスなど、生産性向上に資するツールと、その導入費用が補助の対象となります。

・ パッケージソフトの本体価格
・ クラウドサービスの導入・初期費用
・ クラウドサービスに於ける導入から1年分のサービス利用料・ライセンス・アカウント料金
・ ミドルウェアのインストール費用
・ ITツール導入に伴う教育・操作指導・事業計画に関わるコンサル費
・ サポート保守費用
・ WEBサーバー利用料(既存HPの日常的な更新、改修費用は対象外)

上記プラス、C類型はハードウェアのレンタル費用・補助金申請前に支払いを行ったシステム導入費用(さかのぼり申請)も申請が可能です。

ハードウェアのレンタル費用

⇨PC/スマホ/webカメラ/マイク/スピーカー/ルーター/ディスプレイ/プリンタが対象
※wifiルーターの通信料は対象外
⇨IT導入支援事業者よりITツールとして登録されたものが対象
※レンタル費用のみの申請は出来ません

さかのぼり申請

2020年4月7日以降、2020年5月10日以前にITツールの契約・納品・支払いが行われ、交付申請までに該当のITツール・導入支援事業者登録しているものは対象となります。
※2020年度のIT導入補助金のIT導入支援事業者でないツール、ITツールは対象外です。

補助金額

まず、前提に3点があります。

甲:顧客への商品供給を継続するために必要なIT投資
乙:遠隔でのサービス提供可能なビジネスモデルに転換するためのIT投資
丙:従業員がテレワークで業務を行う環境設備に必要なIT投資

この甲、乙、丙のいずれかの要件に合致する投資であること。
また、該当ツールの導入費用が補助対象経費全体の1/6以上を占めていることが申請の条件です。
補助金額によって、甲、乙、丙の選択範囲が変わります。

C類型-1

甲を満たすツールを導入
・30万円~150万円未満 ⇨ 賃上げ目標は加点項目
・150万円~450万円  ⇨ 賃上げ目標は必須要件

C類型-2

乙・丙のどちらかを満たすものを導入
・30万円~150万円未満 ⇨ 賃上げ目標は加点項目
・150万円~450万円  ⇨ 賃上げ目標は必須要件

賃上げ目標とは

B類の申請・C類での150万円~450万円の枠で申請を行う場合は、3年間の事業計画の作成と、以下目標を、賃金引き上げ計画を策定し、従業員に表明する必要があります。

・給与支給総額を年率平均1.5%以上増加
・事業場内最低賃金を地域別最低賃金+30円以上の水準にする

事業計画終了時点で達成できていない場合は、補助金の返金を求められる場合があるので、注意が必要です!

以上が2020年度に新しくできたC類型の概要です。
コロナウイルス感染症対策の一環で出来たものだと推測されるので、今年度だけかもしれません!
ぜひこのC類をうまく活用し、テレワーク導入・社内のシステム化を進めてください!

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