kintoneのカスタマイズを行う際、

kintoneの保存実行前イベントと保存実行後イベントって何が違うの?
そして、どのようにして使い分けをすれば良いの?

このような疑問を抱いたことがある人は少なくないと思います。

そこで、保存実行前イベントと保存実行後イベントで主にできることを表にまとめたので、
こちらを参考にカスタマイズしていただけたらと思います。

イベント できること
保存実行前 ・保存直前に値を書き換えることができる。
・保存をキャンセルしてエラーを出すことができる。
保存実行後 ・保存が成功した時にのみ動作させたい処理を書くことができる。

ここで注意点は、どちらのイベントもkintone APIなどの非同期処理を使って値をGETしたり他のアプリにレコードPUTやPOSTなどをする場合はkintone.Promiseを使わなくてはいけません

非同期処理を実装すると、なんでこんなことになるんだ!?
と頭を悩まされることはよくありますよね。。

非同期処理がうまくいかない理由は単純で、kintone.Promiseを使わない場合は処理が完了する前にイベントが終了してしまい、次のイベントに移ってしまうからです。
イベントの遷移

保存ボタンを押した時にイベントが遷移するため、非同期処理を普通に書いてしまうと処理が完了する前にイベントが遷移してしまいます。

kintone.Promiseを使って非同期処理を上手に使いこなす方法は、過去の記事をご覧ください!

kintone.Promiseを使って
レコード登録時にプログラムを実行する方法