おまたせしました!kintone使いこなし術(アプリ間連携編)vol2
今回は【アクション機能】も使って、もっと便利にkintoneのアプリ間連携テクニックをご紹介します(*’ω’*)ノ

【kintone】使いこなし術(アプリ間連携編)vol1

前回、顧客リスト→案件管理への移動は、関連レコードから、案件管理→顧客リストへの移動はルックアップフィールドから、一発で該当レコードに飛びつくよう設定しました。
今回は+アクション機能を使ってさらにリッチなアプリ間連携を実現しましょう!

STEP.1 アプリの準備

前回案件管理アプリからルックアップで会社名を取得し、アプリ間を関連付けましたよね?
現在会社の登録が1件なので、迷うことなくルックアップで会社名を選べましたが。。。

ルックアップの画面
今後登録される案件情報が増えれば増えるほど、ルックアップの選択画面も増えて選びにくい。。
そもそも、ルックアップで選ぶのがメンドクサイ!
なんてことはありませんか?
不満を解消してくれるのが【アクション】機能です☆ミ

そもそもアクションって・・・?
アクションとは、Aアプリの情報をBアプリにコピーする機能です!
ルップアップとは違い、値をコピーするだけなので、後から編集することが可能です。

STEP.2 アクションの設定

顧客リストのアプリ設定からアクションの設定をクリック!

アプリ設定からアクションを選択

アクションの設定に左上「作成」から下記内容で設定します。

アクション名:案件管理登録(お好きな名前でOK)
コピー先:案件管理
フィールドの関連付け:会社名→会社名
アクションの利用者:(任意)

アクションの設定
設定が完了すれば保存します。(必ずアプリを更新ボタンを押して設定を保存してくださいね!)
これでアクションの設定が完了しました(/・ω・)/

STEP.3 実際に案件管理アプリへ案件登録してみましょう!

顧客管理からアクションを使って、案件管理へレコードを登録しみてましょう!

アクションの動作確認

より濃密なアプリ間連携が実現できました!

ルックアップをさらに便利に・・!?

((そもそも、ルックアップボタン押すの面倒・・・・))
なんて思いませんでしたか!?

スタンダードコースの方のみですが、カスタマイズをちょこっと行うことで、ルックアップも自動で取得できる方法をご紹介☆彡
カ、カスタマイズが入って急に難しく!?なんて考える必要はありません!
順を追ってご説明していきます~

おまけ1 jsファイルの準備

まず、お好きなエディタを開き、下記内容を入力します。

kintone.events.on(['app.record.create.show'], function(event) {
    var record = event.record;
    record.ルックアップのフィールドコードを入力.lookup = true;
    return event;
});

(ついでに、私のオススメはsublime Text3です!)
お好きな名前+拡張子を.jsにし保存してください!

おまけ2 jsファイルをkintoneに読み込み

kintone案件管理アプリのアプリ設定から
JavaScript / CSSでカスタマイズをクリック

カスタマイズ設定

PC用のJavaScriptファイルの欄の「アップロードして追加」ボタンをクリックし、先ほど保存したjsファイルを読み込みます。
カスタマイズファイルの設定
読み込んだら、左上の「保存」ボタンを押してアプリを更新すれば準備OKです!

おまけ3 確認してみましょう!

カスタマイズでルックアップを自動取得

ルックアップ項目の取得ボタンが自動で取得できましたね!
よくあるルックアップの取得忘れが防げ、より便利にアプリ間連携が行えたかと思います!(^^)!

もっと詳しくカスタマイズについて知りたい!
アプリ間連携をもっと極めたい!
という方はkintone研修プログラムをご提供しております。
【kintoneステップアップセミナー ~アプリ連携テクニック編~】

【アプリデザイナープラス~
プログラミング未経験者でも、目的に合わせたテンプレートを使ってkintone+αの機能を活用~】

など様々なコースをご用意しておりますので、ぜひご受講ください(V)o¥o(V)

kintoneuniversity

さて次回kintone使いこなし術(アプリ間連携編)vol3は
「アプリコードを利用したカスタマイズ連携」を掲載予定です!お楽しみに~☆彡