近年は「テレワーク」、「リモートワーク」という言葉を見聞きする機会が増えてきていますが、実際はどんな事をするのか、どんなワークスタイルなのか・・・なかなかイメージ出来ませんよね??
今回はこの新しいワークスタイルをご紹介したいと思います。

リモートワークとは

リモートワーク(remote work)とは「遠隔で働くこと」で、「従業員が自宅を主として働き、Eメールや電話を使って企業とコミュニケーションを取る状況」と定義しています。

日本では、リモートワークのほかにも在宅勤務テレワークモバイルワークなどの言葉が使われています。
参考元: https://media.selfturn.jp/local/1011

補足
「リモートワーク」や「テレワーク」、「在宅勤務」は、言葉が違うだけで基本的にはどれも同じような意味です。「場所や時間に縛られず仕事ができる労働形態」であることだけ知っておけばOK!

日本のリモートワーク普及率は?

総務省「平成27年通信利用動向調査」によると、日本でテレワークを「導入している」と回答した企業は16.2%にとどまり、「導入していないが、具体的に導入予定がある」と回答した企業と合わせても全体の2割程度となっています。

(主典)総務省「平成27年通信利用動向調査」

 

さらに国外のテレワークを導入する意向を比べると、日米の差は大きく、米国の就労者の約6割が「テレワークを実施してみたい」と回答したのに対して、日本の就労者で「テレワークを実施してみたい」と回答した人の割合は、米国の半分の約3割にとどまっています。

(主典)総務省「ICTの進化が雇用と働き方に及ぼす影響に関する調査研究」(平成28年)より作成

 

また、日本の就労者のうち、テレワークを「実際に経験したことがあり、すべてをよく知っている」と回答した人の8割が「テレワークを実施してみたい」と回答しています。
実際にテレワークを知る人ほど、実施してみたいと考える傾向があることが分かりますね。
これに対し、テレワークについて「聞いたことがある程度」あるいは「ほとんど聞いたことがない」と回答した人のテレワーク実施意向は、それぞれ35.0%と13.7%にとどまっています。

(出典)総務省「ICTの進化が雇用と働き方に及ぼす影響に関する調査研究」(平成28年)より作成

日本では、テレワークについては「ほとんど聞いたことがない」は半数を超えていることから、テレワークの認知度がまだまだ低く、国外と比べたらかなり導入が遅れていることが分かりますね・・・。

リモートワークのメリット

日本ではまだ認知度低いリモートワーク。
なぜ今「リモートワーク」「テレワーク」が進められているのでしょうか?
メリットも踏まえて解説します!

1.時間を有効活用する

日本の平均通勤時間は1時間10分。
家から駅までの時間や、電車かバスに乗ってる時間を加えると、毎日2時間は通勤に時間を費やしていることになります。
その通勤の1、2時間を節約することで、自身のスキルアップのための勉強時間に使うも良し、睡眠に使うもよし。自分の時間を有効的に使えます。
そして長時間の通勤はストレスと心理的に負担に繋がると言われています。この要素を減少するためにもリモートワークは推奨されているのです。

実際にテレワークを導入している弊社では、時間を自己研鑽の機会とすることを第一の目標に掲げ、すべてのスタッフがテレワークを実践しています。

2.どこでも誰でも仕事ができる

育児や介護で日中帯にフルタイムで働くことを諦めざる人は少なくなくありません。
リモートワークを導入することで、仕事場は会社だけではなく、家や外出先でも、場所を選ばずパソコンやモバイル端末さえあれば業務をこなすことが可能となります。
また、勤務先との距離や地域などの問題はなくなり、広い範囲で人材を採用することが出来るようになります。

3.コストの減少

オフィスにおける備品用品や光熱費、水道、賃貸、交通費などの経費も週に1回リモートワークデイを設定することにより、これらの費用を年間数十万円~数百万円削減できる可能性もあります。

4.生産性が向上する

普段会社での会議や接待で、集中力が分散されやすい環境から離れ、慣れた家や近所のコーヒー屋、サテライトオフィスなど気分転換することで、集中して仕事に取り込むことができ、効率向上と生産量アップに繋がります。
実際に2010年~2016年テレワークを導入している企業と未導入の企業両方比べたら、導入済の企業のほう生産性が高いというデータもありました。

 

テレワーク・デイズ

メリットがあるため、今積極的に実施してる会社も多くいます。
そんな中に2017年から開催したテレワーク・デイズを今年も開催します!
もちろんノベルワークスも参加します!

「テレワーク・デイズ」とは?

総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、内閣官房、内閣府では、東京都及び関係団体と連携し、働き方改革の国民運動を展開しています。
昨年、2020年東京オリンピックの開会式にあたる7月24日を「テレワーク・デイ」と位置づけ、テレワークの全国一斉実施を呼びかけた結果、約950団体・6.3万人が参加し、国民運動として大きな一歩を踏み出しました。
https://teleworkdays.jp/

実施期間

2018年7月23日(月)~7月27日(金)の間において、各企業・団体の状況に応じて、7月24日(火)その他の日計2日間以上を「テレワーク・デイズ」として実施します。

昨年「テレワーク先駆者100選」に選ばれたノベルワークスは、今年のテレワーク・デイズも応援団体として参加させていただきます!

実際にリモートワーク(テレワーク)はどうやって実施するの?

ノベルワークスでは、子育て中のお母さんや、学生など、様々な雇用形態のスタッフ達が離れた場所で様々な時間帯に業務を行っています。

業務を行う皆がどこにいても同じ環境で仕事ができるよう、開発チームは開発環境をAWSなどを利用し、すべてクラウド上での環境を用意しています。

また、バックオフィス業務(事務や経理)は、会計ソフトに「MFクラウド」を利用する、契約書などのデータは共有できるよう、Googleの「ドキュメント」を利用、ファイル共有は「GoogleDrive」を活用するなどして、遠隔地からの作業も可能としています。

リモートワークで一番ネックとなるのが「コミュニケーション不足」です。
場所が離れていることから、コミュニケーションロスの発生頻度も多くなり、作業の無駄や逆に効率が落ちてしまう場合もありますが、当社では
・「kintone」:クラウド型の業務システム管理サービス
・「slack」:コミュニケーション、チャットツール
・「zoom」:コミュニケーション、チャットツール(ビデオ会議など)
等のツールを活用し、同じロケーションで活躍する人たちと同等以上の結果や成果を出すように取り組んでおります。

リモートワークを実践したいけど、どこから着手したらいいの?
クラウドシステムを導入したいけど、導入費用を抑えたい
今エクセルで管理している資料もそのまま使えるの?

など、リモートワークを支援する業務システムの導入をサポートしております!
相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください!

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