シンギュラリティの世界へ
最近、鳥肌が立つほど感銘を受けた本があります。
レイ・カーツワイル著 「シンギュラリティは近い」 です。
この本のすごいところは、
ITが人類の知能を超越する時期
(=シンギュラリティ。すなわち、ロボットの知能が人間の脳の能力を超えるとき)について、
科学的に算出しているところ。
脳の集積回路の能力と PCの集積回路の能力 の 乖離と
ITの技術的な発展速度から
ITが脳に追いつく時期を2045年ごろとしています。
えっ!! 2045年って、もうすぐそこじゃないですか!
30年後には、もうITと人間が肩を並べて存在するような世界になっちゃってるんです。
そこには、私たちの想像を絶するような世界が広がっています。
この、今迄とは全く異なる、シンギュラリティの境地というのがものすごくて。
・体内に埋め込まれたチップががん細胞予備軍を見つけて勝手に攻撃する、とか。
・思い出や思考回路がインプットされたチップを他のロボットにダウンロードすることで、
もう一人の「私」ができる、 とか。
(その私は、もはや「私」ではない?)
もう、ドラえもんもびっくりの未来の世界なのです。
この本は、たくさんの未来予測が記載されているのですが
読み進めながら本当にワクワクして、
どんな未来がやってくるんだろう~ととても
楽しみになりました。
でも、冷静に考えてみると
そんな未来の世界が、一足飛びにやってくる訳はなく、
一つ一つの技術的な進歩の積み重ねが、シンギュラリティへの一歩に近づいているわけです。
あなたの会社の業務は、ITを介して、より便利になる要素はありませんか?
その一手が、未来への大きな投資につながることがありますよ。