人間は、一時記憶が苦手である。

英数字を羅列したもので、覚えられるのはせいぜい7~9桁までと言われている。
だから、7桁の英数字を1秒だけ見せられて、10分後に正確に回答できる人はほぼいないらしい。

それは、日常生活でも同様である。
私たちは、よほどの意識しない限り、1週間前の夕食のおかずがなんであったか、覚えている人はほとんどいない。

それは「有限である脳の記憶領域において、忘れていく事こそが、本来覚えておくべき事柄を確実に格納庫に保存する手段」
ということを脳自身が一番わかっているからである。

どんどん忘れていく事で、本当に必要なことを覚えることができる。

そんな人間の弱点をカバーしてくれるのがコンピューターである。
コンピューターは7桁の数字を1秒だけ見せられても、記憶するのは容易であるし、その記憶量は無限であり、永遠に記憶することができる。

そう、コンピューターは使い方によって人間の最大のパートナーになる。
上手に使えば弱点をカバーしてくれる最強のツールとなるのである。

うまくビジネスに導入することによって、私たちの行動をより効率的で有用なものにしてくれる。

私たちの行動様式を変えて、本当に顧客が必要なものを人間が担当していくことこそが、これからのビジネスの本流です。

本当は機械ににお任せできるのに、まだまだ自分たちで行うことが美徳となっていることはありませんか?
かえって効率が悪くなっていることって案外多いのです。
その効率の悪さが、お客様へ還元されるべき「本来の仕事」を阻害しているかもしれません。

電卓をたたいて検算、とか
営業日報をオフィスに戻ってきて入力する、
所長も、全員が帰ってくるまで待っているなんていう
どこのオフィスでも行っているような営業スタイル。

クラウドを利用すれば、仕事が場所を選ぶこともなく日報を入力し、従業員を長時間拘束することもなく仕事を進める事ができます。
会社に戻る時間で明日の営業戦略を練る時間を捻出するほうがよほど有意義な時間ですよね。

介護や医療など、現場でのサービスを売り物とするビジネス。

介護における可変要素のあるオプション請求の管理、誰が何をどれくらい食べたのかの管理。
鉛筆と紙で一次把握し、事務所に戻ってPCに入力、管理していませんか。

これこそ、タブレットに直接入力で解決できます。いまや入力から音声に代替することもできます。
さらに、人工知能を投入することで、人工を減らし、人の動きを効率化し最適な労働環境を供給することができます。

これから、ITや人工知能が人間の代わりになって仕事をしていくことを見据え

今、準備できるかどうか、今、人間の行動様式を変えて行けるかどうか、

これが勝敗の分かれ目です。

いつやるの? いまでしょ!

クラウド化のご相談でしたら、当社にお任せください。

ITの導入事例から業務効率化のコンサルティングまで​幅広く対応致します。